https://gpsd.gitlab.io/gpsd/NMEA.html
ここにあるNMEA標準センテンスのうち、手元のデバイスによく流れてくるものをその順番でまとめる。
ID | Stands for/Meaning |
---|---|
GSV | Satellites in View |
GSA | GPS DOP and active satellites |
VTG | Track made good and Ground Speed |
DTM | Datum Reference |
RMC | Recommended Minimum Navigation Information |
GNS | Fix data |
GGA | Global Positioning System Fix Data |
ほとんどこの順番の繰り返し。最後3つはほぼ同じ情報を表している。
GSV
Satellites in View
- グループに含まれるGSVセンテンスの数
- グループにおけるセンテンスの番号 (1始まり)
- グループに含まれる衛星情報の数
- Satellite-ID / PRN-number
- elevation 単位は度 (-90 から 90)
- azimuth 真北からの角度 (000 から 359)
- SNR 単位はdB (00 から 99), nullの場合その衛星は補足されていない
- (4. - 7.) を何回か繰り返し
- Signal-ID (NMEA4.11)
- checksum
長すぎるNMEAセンテンスを避けるためにGSVはいくつかのGSVセンテンスに分割される。手元のデバイスでは4.-7.は4回繰り返されており、10の衛星情報を送出するために3つのGSVセンテンスが連続して送られてきている。
4.-7.のフィールドは桁数が少ない際には上位桁がゼロ埋めされる。
GSA
GPS DOP and active satellites
DOP = Dilution of Precision
- M=2D/3Dの選択がマニュアル, A=2D/3Dの選択が自動
- 1=fixしていない, 2=2Dモード, 3=3Dモード
- 衛星ID 1
- 衛星ID 2
- 衛星ID 3
- 衛星ID 4
- 衛星ID 5
- 衛星ID 6
- 衛星ID 7
- 衛星ID 8
- 衛星ID 9
- 衛星ID 10
- 衛星ID 11
- 衛星ID 12
- PDOP = Position DOP
- HDOP = Horizontal DOP
- VDOP = Vertical DOP
- System-ID (1=GPS, 2=GLONASS, 3=Galileo, 4=Beidou), NMEA4.11のみ
- checksum
衛星IDのフィールドは全部何かが入っているわけではない。衛星IDを前から埋めていって以降はnullで埋められる。1桁の衛星IDは10の位がゼロ埋めされる。
VTG
地表における方位とスピード
- 地表における方位(真北)
- T
- 地表における方位(磁北)
- M
- 速度(ノット)
- N
- 速度(時速km)
- K
- FAAモード指定子
- checksum
特にいうことなし。
つづく。