LaTeXの文章内にURLを貼りたいときがあると思います。そういう場合には\usepackage{url}
をしてから\url{}
の中にURLを書きましょう。こうすると何が起こるかというと,
- フォントファミリがそれらしくなる
- 普通に打ち込むと表示されない文字がエスケープされてちゃんと表示される
- PDFにしたときにハイパーリンクが貼られる
つまり最強です。
\usepackage{url}の使い方
tlmgr install url
でいけます。tlmgrなかったらTeXLive2019を普通にインストール。普通使えるよ。これで、例えば参考文献のところにURL貼りたいなってなったときは次のように\url{}
を使って書きます。ちなみにLaTeXで参考文献入れるにはthebibliography環境つかいます。
\begin{thebibliography}
\bibitem{mypage} LaTeXにURL貼る, \url{https://tm23fotest.com/contents/latex-url-paste}
\end{thebibliography}
\urlすると何が起こるのか
最初にまとめました。フォントファミリは何でもいいんですけど下2つが重要です。というか2番目が最強に重要です。LaTeXってURLに使われがちな記号が特殊文字になっててそのままブラウザのアドレス欄からコピペしてきて.texコードに貼り付けるとコンパイルできないんですよ。出来てもできあがりの見た目がえぐいんですよ。でも\url{}
しておけばコピペでオールオーケー。とてもハッピー。
次にね、PDFにしたときにリンク張られるのちょっと嬉しいやん。ワードで作ったときは勝手にリンク張られて色まで変わったりするんやが色は手動でやんないと変わりません。でもクリックしたらページに飛べるようにはなります。
最後、フォントファミリがttになりますがこれは\urlstyle{}
でttとかrmとかsfを指定しておけばモノスペースにもローマン体にもセリフ体にもできます。まあでもttファミリでURLは出したいのでデフォでOK。