LaTeXでフォントまわりをいじるのははっきりいってかなりつらい。ワードの100倍つらい。人によってはトラウマを抱えている人もいるでしょう。なぜならTeX/LaTeXというソフトウェアのつくりが全くもって今風じゃないので常識的に出来るだろと思う方法は全部無理。 日本語フォントに関してワード並みに簡単にフォントを変更する方法をメモしておく。説明などいらん、という方のために結論を先に書く。タイトル通り超簡単。
LaTeXで余白少なめの配布資料を作るときにいろいろ設定をいじったのでその際の個人的ベストプラクティスをメモ。結果は最後に表示している。
documentclass
\documentclass[12pt,a4j,draft]{jsarticle}
ドキュメントクラスはjsarticle
を使う。文字サイズがデフォルトだと行間を詰める関係でやや小さく感じるので12ptとしている。他は普通だ。
mathbb{1}は白抜きにならない
指示関数や定義関数を表す1を出すのに苦労したのでメモ。LaTeXの標準的な環境、つまりamsmath,amssymbなどの標準的なパッケージだけ下ではmathbb{1}しても1は普通に白抜きでない1になる。ちなみにMathjaxでも普通にmathbbしても1は白抜きにならない。
始めに
このページは完全なメモ。とりあえずやりたかったことはbootstrap4のデフォルトを日本語のページに適用したときにいろいろ調節したいところがあったのでやった。個人的ベストだが決してタイポグラフィの専門家が書いているものでは無いことを断っておく。
概要
TeX/LaTeXは数式や図を多く含む論文・書籍・レポートなどを作成するための組版ソフトウェアである。TeXのインストールはファイルをダウンロードして解凍するだけのいたってシンプルな作業のはずなのに、なぜだかTeXのインストールをやけにハードルの高い作業と錯覚している例を多く見る。このページではWindowsでTeXを使った文書作成が実用レベルで行えるまでに必要な最も正式と思われる手順を説明する。別のPCでTeX/LaTeXを初めて使う時に参考にしよう。